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出前館とウーバーイーツ(Uber Eats)加盟するならどっち?!

出前館とウーバーイーツ(Uber Eats)加盟するならどっち?!

デリバリー代行業者を選ぶ

私の家の最寄駅から家まで帰る途中に大小さまざまな飲食店がありますが、コロナ以降椅子の数を減らして営業しているせいか、飲食している人の数はあまり多くないように見えます。

すべての飲食店で言えることですが、飲食店が売り上げを伸ばすためには稼働率と回転率を上げたいところです。
しかしこのコロナ禍では、100%の着席で2-3回転させるという運用の仕方は考えられない状況が続いています。
密を避け、間引いてお客さまを座らせるため、席の稼働率もどう頑張っても50-60%になってしまいます。

では、どうすればお店を開業し続けることができるのでしょうか?
稼働率が50-60%なら、全時間帯でお客さまを集客し、その分をカバーする、という考え方があります。この方法も良いかもしれないですね。

しかし、例えばオフィス街にあるお店に、ランチタイムやディナータイム以外の時間帯も常に来店を期待するというのは、現実味があまりありません。ですからこの戦略にも限界があります。
そうなるとやはり、テイクアウト・デリバリー・ケータリングサービスを始め、落ちてしまった稼働率を上げていくしかありません。
テイクアウトは自店で容器を準備すれば手軽に始められますが、デリバリーに関しては配達代行サービス業者がたくさんあり、ちょっと悩んでしまいそうです。

そこでこのコンテンツでは、二大デリバリー業者と言っても過言ではない出前館とウーバーイーツ(Uber Eats)に的を絞って比較してみたいと思います。

デリバリー需要は増えている

コロナ禍になる前から、様々な要因でデリバリーの需要が増えていました。
その背景には、少子高齢化、単身世帯の増加などの世情に加え、軽減税率の導入があります。
外食すると消費税10%ですが、デリバリーを利用すれば8%になるので、少しでも安くという消費者心理が働いたのです。

そこにきて、コロナの流行です。
緊急事態宣言解除後に行われた外出意識調査によると、家族以外との外食には未だに警戒心を抱く傾向が窺えます。
ですから人との接触を減らしながら、外食気分が味わえるデリバリーサービスの需要は加速するのは当然です。

デリバリーサービスにはどんなものがあるの?

デリバリーサービスを代行する業者はたくさんありますが、テレビのCMでよく目にするのは、出前館とウーバーイーツ(Uber Eats)ですね。
他にも、大手ネット通販会社が運営する楽天デリバリーや、キャンペーンが充実しているLINEデリマ、高級志向のFinedine(ファインダイン)などがあります。
いま挙げたのはほんの一部であり、他にもたくさんデリバリー代行業者はあります。
詳しくは今こそお店でデリバリーを始める!!6つのサービスを徹底比較!をご覧ください。

こうなると、どこの業者に登録するか悩みますね。
今回は、出前館とウーバーイーツ(Uber Eats)の二社を、特にお店視点でのメリット・デメリットを比較してみたいと思います。

選択 プラン

出前館のメリット・デメリット

出前館のメリットは、配達が早く、クオリティが高いという点です。
配達員には接客や配送に関する研修が行われています。
また、運営会社がバイクの後ろに取り付けられる宅配ボックスを支給しています。
この宅配ボックスは料理がこぼれにくい構造になっていて、デリバリーサービスでのよくあるトラブルである、「料理がこぼれていた」「味が混ざっていた」という問題を避けたい店主さんには大事なポイントです。
※現在は出来高制の業務委託配達員も採用しているため、個人で用意した宅配バッグを使用して自転車で配達しているエリアもあります

また、「安心安全」がキーワードとなっているコロナ禍では、重要になってきます。

デメリットとしては、出前館の場合、最低注文金額を設定しなければならないということです。金額は各店舗で設定されていますが、相場としては1500円前後です。
ドリンク1杯の提供やワンコインランチなどに力を入れているお店にとっては不利になります。

ウーバーイーツ(Uber Eats)のメリット・デメリット

UberEATS

ウーバーイーツ(Uber Eats)のメリットは、手軽に始められるという点です。
この後でも紹介しますが、初期費用が0円で、解約したい場合にも解約金や違約金が発生しません。
最低注文料金がないので、一人前のランチなども受け付けることができます。

もう1つのメリットは、イートインでの混雑状態次第でデリバリーの注文を一時的に店舗側からストップができるということです。
急にお店が混んできたり、従業員が少ない時に柔軟に変更できるのは気が楽ですね。
デメリットは、配達方法によるクレームが増えているという点です。
ウーバーイーツ(Uber Eats)では、誰でも個人事業主として配達パートナーになることができます。
そして配達員の多くが使うUberバッグは保温機能はありますが、自転車移動中のバッグの安定性は配達員のスキルと工夫に左右されます。
しかしこのデメリットは、デリバリー容器の選び方によって克服できるものが多いので、容器を選ぶ際には木村容器まで是非ご相談ください。

もっと詳細を比較!出前館とウーバーイーツ(Uber Eats)

大まかなメリット・デメリットをご紹介しましたが、自分のお店に合ったデリバリー代行業者を決めるには、より詳細な情報が必要ですね。
気になる数字を見比べてみたいと思います。

出前館とウーバーイーツ(Uber Eats)加盟店で比較

出 前 館      Ubereats(ウーバーイーツ)
7万店 (2021年5月)10万店 (2021年5月末)

2021年5月の時点で、ウーバーイーツが出前館を抜いて加盟店舗数が一位になっています。

ウーバーイーツ(Uber Eats)は2016年9月に日本上陸し短期間で急成長を遂げていますが、この加盟店舗数にはテイクアウトやデリバリーを提供する飲食店だけではなく、成城石井やローソンなども含まれています。
ネットスーパーも便利ですが、ネットでコンビニを利用するという使い方もあるようです。
助かる人も多いのかも?

出前館とウーバーイーツ(Uber Eats)初期費用・月額費用・手数料で比較

出 前 館Ubereats(ウーバーイーツ)
初期費用20,000円(2020年12月まで0円)50,000円(30回払いで売上から引かれる)
月額費用0円0円
サービス手数料 配達代行手数料 決済手数料サービス利用料:商品代金(税抜き)の10% 配送代行手数料:商品代金(税抜き)の30%(2020年10/31までは23%) 決済手数料:最大3%注文総額の35%
解約金なしなし

出前館に払う手数料は合計40%で大きいですね。(ただし、出前館は新型コロナウイルスの影響を考慮して、2020年5月1日~2020年10月31日までの期間、シェアリングデリバリーでの配送代行手数料を通常の30%から23%に割り引いてくれています。)
対してウーバーイーツ(Uber Eats)の手数料は、注文総額の35%です。
手数料支払いは、初期費用の分割払いと一緒に売上金額から差し引かれるので振込の手間が省けるのがありがたい点です。

どちらにしても、売り上げの35~40%を支払うというのは結構大きいですね。
この手数料対策と売り上げを伸ばすコツについては、https://www.pack-kimura.net/useful/packagingcontainer/article109412/『ウーバーイーツを活用して、売り上げをあげる4つの方法!!|Uber Eats』をご覧ください。

出前館とウーバーイーツ(Uber Eats)サービス対象エリアで比較

出 前 館Ubereats(ウーバーイーツ)
首都圏、北海道、宮城県、関西、中京、福岡県、熊本県東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、名古屋市、大阪、京都、兵庫県神戸市、姫路市、福岡県、広島県広島市、富山県富山市、宮城県仙台市、石川県金沢市、静岡県静岡市、奈良県奈良市、栃木県宇都宮市、愛媛県松山市、香川県高松市、岡山県

出前館もウーバーイーツ(Uber Eats)も、自宅に限らず屋外への配達も可能となっています。
ですからお花見などのイベントへのケータリング・デリバリーサービスを企画しているお店でも有効活用できます。

どちらもフードデリバリーサービスの需要の高まりから急速にエリアを拡大してます。
ですから、まだ対象エリアに入っていないお店でも対象エリアとなる可能性はありです!

まとめ

今回は二大デリバリーサービス代行業者に注目して比較してみました。
少し費用がかかるものの配達品質の高い出前館か、手軽でやや手数料の低いウーバーイーツ(Uber Eats)か、迷うところですね。

どちらにもそれぞれのメリット・デメリットがありますので、自分のお店で提供する商品の特徴、価格、ターゲット層をよく把握した上で、ピッタリの業者に加盟したいものです。

また、デメリットを回避する方法を考えるのも一つの手です。
例えば、ウーバーイーツ(Uber Eats)での「料理が混ざってしまう」というトラブルは、包装容器で軽減することが可能です。
容器のサイズや蓋の形の選び方1つで問題が解決する場合がありますので、容器のプロである木村容器のパッケージコンシェルジュに遠慮なくご相談ください。

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