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いま飲食店が考えるべき2つのこと!!|アフターコロナ

いま飲食店が考えるべき2つのこと!!|アフターコロナ

【アフターコロナ】飲食店に求められること

2020年も半分が過ぎようとしています。
この半年、わたしたちは新型コロナウィルス感染症の流行によって、数か月前には想像もしなかった日々を過ごしてきました。
仕事も学校も余暇も・・・
そうです!ありとあらゆる面で生活が変化しました。

幸いこの日本では外出自粛が解除され、人々の生活は徐々に日常を取り戻しつつあるように見えますが、「コロナ後」の生活、つまりアフターコロナでは、すぐには元に戻らないものもあると言われています。

それは今までの生活パターンです。

なぜならいまだに新型コロナウイルスの感染者は増え続けており、安全なワクチンが利用できるようになるまでは常にだれもがウイルスに感染する可能性があるからです。
そしてそのワクチンの開発は、早くても来年春とまで言われています。

ですからこの日本では様々な規制は徐々に緩和されてはいますが、長く続くこのコロナウイルスに対する不安は、私たちの生活に大きな影響を残していくと考えられます。

そこで今回は、コロナウィルスによって大きな影響を受けた飲食店が、アフターコロナに面してできること取り上げます。

コロナウィルスで問題になったこと

飲食店に求められるアフターコロナ対策を考える前に、今回のコロナウィルスで問題になったことを考えてみましょう。
そうすれば、アフターコロナでの対策が自ずと浮かび上がってくるからです。

今回のコロナウイルス対策で有名になったキーワードは2つ!
「3密」「ソーシャルディスタンス」です。
このキーワードは、子どもからお年寄りまですっかり聞き慣れた言葉になりました。
そしてこの3密を避けて、ソーシャルディスタンスを保つということは、新型コロナウィルスの感染を防ぐために重要なポイントとして広く知られるようになっています。

では、今回のコロナで飲食店が問題になるのはどんな点なのでしょうか?

ソーシャルディスタンス コロナ

3密とは何か?

コロナウィルス騒動の中で、世間に浸透したワードの中に「3密」というワードがあります。
個人レベルで手洗いうがいを励行すること、咳エチケットを守ることはもちろんのこと、集団感染(クラスター)を防止するために3つの「密」を避けることが喚起されました。
データからそれら3つが重なる時にクラスターが起きるということがわかってきたからです。
3密とは具体的に、「密閉」「密集」「密接」のことを言います。

この三つをそれぞれを詳しく解説したのが、下の表です。

換気の悪い密閉空間 部屋の大きさで危険度が決まるわけではなく、換気の程度がカギです。
窓があるなら1時間に2回以上、数分間全開にして換気します。
窓のない施設では、換気設備を用いて換気をします。
乗り物の中は窓を開けるか、エアコンを外気モードに設定します。
多数が集まる密集場所 他の人とは手を伸ばしても届かない距離(2m以上)を保ちます。
飲食店では隣の人と距離を取り、真向かいに座ることがないようにします。
間近で会話や発声をする密接場面 密接した会話や発声では飛沫感染の危険が増します。
どうしても話さなければいけない場面では、十分な距離を保ちマスクを着用します。
飲食店ではマスクを外す時間が長くなるため、大声で話す必要のある大人数での会食は避けます。
スポーツジムなど室内で呼気が激しくなるような運動は避けます。

アフターコロナで生じる意識の変化

アフターコロナ 消毒 不安 敏感

コロナウィルスが蔓延してからというもの、再三再四この3密を避けるようにという注意を聞き、意識して生活する日々が続きました。

この経験は心理的・物理的に影響を残していくと考えられます。
実際この数ヶ月、人の咳や触れたものにかなり敏感になってきたのではないでしょうか。
ウィルスという見えないものへの恐怖は、感覚として染み付いてしまい、払拭するのはかなり難しいと言えます。

以前ならなんとも思わなかった人との距離感を「う、なんか近いな」と感じてしまったり、他の人が触ったかもしれないつり革や、レジでお釣りをもらう時に手が触れることも、反射的に避けたくなります。
マスクの着用、スーパーの出入り口での手指の消毒も当たり前になり、帰宅時に手を洗わないなんてことは考えられません。
マスクをせずに大声で話している人には、多くの人が冷ややかな目を向けます。

このように、以前だったら気にならなかったことが私たちの行動や感情を支配しているのです。

コロナウィルスの蔓延によって人々は2つの意識が変わるであろうと言われています。
それは、「衛生意識」と「人との距離感」です。

こうした変化によって、普段の消費活動にも影響が出ることは必至です。
経営を行う人は、変化する人々の心を捉えて、数あるお店の中から選んでいただけるよう、「今求められているものは何なのか」を見分けていくことが大切です。
衛生意識と人との距離感において、安心・安全を提供できるか、これは今すぐ取り組まなければいけない課題です。

飲食店が提供すべき安心・安全とは

アフターコロナ 飲食店

繰り返しになりますが、アフターコロナで飲食店が提供すべきなのは衛生面や人との距離での安心・安全です。

人は多くの場合、理性的に判断する前に心理的な影響を受けるといわれていて、今回のような見えないウィルスを警戒するような場面では特に、目で見える表面的なものから判断しようとします。

このような中で飲食店を営業していくためには、実際の清掃や消毒、換気の徹底、店内のレイアウトの変更やガイドラインの作成などに取り組むこと以上のことが求められます。
それは飲食店が十分な感染症対策を実施し、それと同時に安心を求めているお客様に対して「対策していますよ、安全ですよ」ということを見える形で訴えることが大切なのです。

例えばWEBサイトやSNS、店舗前のサインなど、お客様が自分のお店に関して情報を得るであろう場所に、感染症に関するお店の対策を具体的に掲載することができます。
そのような情報を積極的に周知することによって、お客様に「ここは安心して入れるお店」と認知していただくことができるのです。

普段のコミュニケーションもそうですが、意識して伝えないことは伝わらないですからね。

まとめ

アフターコロナの社会では衛生面や人との距離を常に考えて生活しなければならなくなったとはいえ、多くの人が、ちょっと出かけたり、美味しいものを食べるなどの日常の小さな充足感を求めているます。

そのようなお客様に安心感を持ってもらえるかが、アフターコロナにおいて飲食店が営業を続けるカギになってきます。
その中には使い捨てのカトラリーやおしぼりの利用や、接客・調理時の飛沫対策、席数の調整やパーテーションの設置など様々なことが関係しています。
このような具体的な対策については次のコンテンツで解説したいと思います。

木村容器では、完封包装のカトラリーやおしぼり、またパーテーションや持ち帰り容器など、アフターコロナの飲食店の営業に必要な様々なものを扱っています。
気になった方は是非一度、木村容器のパッケージコンシェルジュまでご相談ください。

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