飲食店がテイクアウトで集客するには?
近年ますますテイクアウトの人気が高まっています。
中食、または総菜市場とも呼ばれている市場が伸びている中、特に飲食店のテイクアウトはスーパーの総菜よりも本格的で、外食のような満足感があるので利用者が増えているのです。
一方飲食店の側にもテイクアウトを始めることにはメリットが数多くあります。
店内で飲食する場合、一人のお客様が注文するのは一人前の食事ですが、テイクアウトで販売する場合には家族の分を買ったり、同僚に頼まれたりするなど二人、三人分をまとめ買いするケースもけっこうあるからです。
その結果客単価が上がりやすいのがテイクアウトなんです。
また、テイクアウトならお店の席を使用することはないので、座席数が少ない店舗でも客数を増やして確実に売り上げを伸ばすことができます。
これだけを考えても、飲食店がテイクアウトを始める理由というのは数多くあります。
では飲食店がこのチャンスを生かして集客するためにはどんな方法があるのでしょうか。
この記事では、飲食店経営の人がテイクアウト営業を始める時に参考になる集客方法について取り上げます。
テイクアウトを始めるにあたって集客の重要性
以前、ゾゾタウンの前澤社長がTwitterで『知ってもらうためにはなんでもする』ような趣旨の書き込みをされました。
これはある意味正しいと思います。
知ってもらう、つまりお店の存在を認識してもらうことがなぜそれほど重要かをまず簡単に考えたいと思います。
知らなければ始まらない
どのお店もそうですが、お店の存在を知ってもらわなければお客様は来ませんし、注文してくれることもありません。
つまり、「こういうメニューをテイクアウトできるお店がここにあるよ」ということをお客さまに知ってもらう必要があるのです。
そしてその広告で、「行ってみたいな」とお客様が思ってくれるような魅力が伝わってこそ、集客につながるわけです。
以前は雑誌や口コミ、またはタウン情報やテレビなどでお客さまは飲食店の情報を仕入れました。
では現在、お客様はどんな情報源をもとに飲食店を探しているのでしょうか。
効果的な集客
昨年行われた「飲食店情報を調べる際の情報源」についての調査では、7割の人が「パソコンのインターネットサイト」を使っているというデータが出ています。(出展先:MyVoice)
このことから、現在飲食店が集客力を上げるには、ネットを通して情報発信をしていくことが重要ということが分かります。
ではネットで店舗の情報を発信するといっても実際にどんな方法があるのでしょうか。
多くの飲食店が情報を掲載しているのが「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパーグルメ」などで有名なグルメサイトです。
グルメサイトではエリアやジャンルごとに飲食店を紹介しています。
店舗情報と地図、営業時間などの掲載なら無料というサイトもありますが、たくさんのお店がある中この情報だけでは集客につながるとはいえません。
やはり写真やコンセプト、口コミ、キャンペーン情報などがあると集客につながりますが、こうしたサービスを利用すると大きな費用が必要となります。
また、お店の望まないかたちで口コミによる批評を受けたりすることも避けられません。
おまけに数多くのお店の中に自分のお店が埋もれてしまうということも考えられます。
そこでおすすめなのが自社のホームページを持つことです。
実際ほとんどの人が、グルメサイトで気になったお店のページにお店独自のURLがあると、そのページにアクセスしています。
ではお店のホームページを持つことにはどんなメリットがあるのでしょうか。
ホームページはネット上の看板
お店のホームページがあるというのは、例えて言えばネット上にお店の看板を立てたり、ネット担当の営業マンがいるというようなものです。
たくさんの飲食店が軒を連ねる中、自前の看板があれば宣伝になりお店の雰囲気やおすすめも伝えることができますし、営業マンがいれば自前のセールストークをしてくれるので、ホームページは集客に欠かせないといえるのです。
少し前までは魅力的なホームページを作るには、専門の会社に依頼してかなりの費用がかかるのが普通でしたが、今は簡単に低コストでホームページを開設できるようになりました。
そのなかでもおすすめなのが「WordPress」(ワードプレス)です。
「WordPress」はブログサービスの一つですが、アメブロなどと違ってデザインやブログの構成を自由に変えることができます。
初心者でもインストールが簡単で、記事の更新も簡単にできるというメリットがあります。
またSEO対策に有利だとGoogleが言っているので、集客に向いているサービスといえます。
ホームページに何を載せるか
ではホームページにはどんなことを載せたらいいのでしょうか?
かならず必要なのは、店名や住所、電話番号、アクセス、営業時間などの情報です。
次にお店の雰囲気が伝わる写真や、メニューの写真を用意しましょう。
わたしたちがWEBで検索してまず目に入るものは写真ですよね。
写真はお店のイメージに直結するので、見栄えが良く撮れるようにこだわる価値があります。
その点、最近はスマホでもかなりきれいな写真が撮れるので助かりますね。
それから、お店のこだわりがしっかり伝わるような記事を書きます。
お店のコンセプトや、どんなお客様に食べてほしいと思っているかを明確にしてから記事を書きましょう。
SEOを考えるのであれば、その記事の内容は題名と記事に入れ込むキーワードを厳選し、内容の濃いものにする必要があります。
こまめな更新で認知度アップを図る
よくあるのが、店長のブログという形になっており何気ない日常を書いておられるお店もあります。
これはこれでとても良いことだと思います。
しかしそれはある一定のファンがいて、見てくれる人がいるというのが基本です。
もし最初から集客をするのであれば、テーマを絞り、内容をお店のメニューなどと関連させた内容にしなければなりません。
ご自分のお店の現状をしっかり把握してからコンテンツを作っていきましょう。
またおすすめのメニューや値段も分かりやすく、美味しそうな写真とともにアップしましょう。
テイクアウトなどの注文をWEBサイトで受け付けることもできます。
簡単に入力できる予約フォームをホームページに追加すれば良いのです。
そしてホームページ内のそれぞれのページに「ご予約はこちらへ」など、お客さまを誘導するリンクを掲載すると利用しやすくなります。
ホームページが完成したら、あとは随時記事を更新したり、お客様の声などを追加していきましょう。
例えば、使っている食材について興味深い情報をまとめた記事や、食材の産地についての記事、健康に関する記事など書けることはたくさんあります。
こうした記事をコツコツと追加していくことによって、よりたくさんの人に認知してもらえるようになっていくのです。
その他にも、メールマガジンサービスを利用したり、SNSを活用するなど、様々な集客方法があります。
今インスタなどでは位置情報を使ったマーケティングができます。
またFacebookなどではクーポン券なども発行することができます。
上手くSNSを利用していきましょう。
最後に、その他の集客サービスについて紹介します。
テイクアウトに特化したサービス
都市部が中心ですがお客様が事前に注文し、指定した時間に取りに行くというシステムを提供しているサービスがあります。
忙しい人が利用するテイクアウトですから、待ち時間がないのはお客様にとって魅力的ですよね。
お店も、出来立てを用意しておけるというメリットがあります。
また、都市部ではお客様が待つスペースがないところもたくさんあるので、受け渡しの時間が決まっていると混雑を最小限にすることができます。
ではいくつかご紹介します。
menu(メニュー) | アプリから注文・支払いまで完了する手軽さが魅力です。 初期費用や月額固定費用はなく、売上に応じた手数料のみ支払うので低コストで導入・運用することができます。 |
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PICKS | こちらもWEBで注文から支払いまでできます。 利用料は売上の10%ですが、お店は注文のための電話応対や会計の手間が省けるので作業の効率化になり客数UPを期待できます。 |
楽天リアルタイムテイクアウト | 楽天の認知度を生かした集客ができます。 また現金払いでも楽天スーパーポイントが貯まるという魅力があります。ポイントが付くのは魅力ですよね。 |
EPARKテイクアウト | テイクアウトだけでなく、グルメやスイーツ店の紹介・予約受付システムなど飲食店に必要なサービスをフルに提供しているサイトです。 飲食店経営の人がテイクアウト営業を始める時にはチェックしたいサイトですね。 |
まとめ
テイクアウトは軽減税率の対象であることから、テイクアウトサービスは今後も需要が拡大していくことが予想されています。
魅力的なWEBサイトや外部の集客サービスを活用して、このチャンスを売上アップにつなげていきましょう。
この木村容器のWEBサイトはパッケージコンシェルジュによって作られました。
ですから木村容器のパッケージコンシェルジュは、WEBサイト制作のことにも詳しいです。
またコンテンツマーケティングなどのSEO対策についても詳しいため、木村容器にてご購入いただいたお客さまのご相談にものっています。
ぜひお気軽に集客についても、木村容器のパッケージコンシェルジュまでご相談ください。