ウーバーイーツ(Uber Eats)で売り上げアップ!?
ウーバーイーツ(Uber Eats)の定番のリュックを背負って走る自転車を、最近よく見かけませんか?
色々話題になっているウーバーイーツ(Uber Eats)が、都心では飲食店の新たな道を開拓する存在になりつつあるようです。
特にコロナ禍になって外食を控える人が増えている今、ウーバーイーツは売上ルートを増やす「新たな道」として注目されています。
着実で堅実な営業をしてきた店舗であっても、この新しい道を切り開いていく必要があるのはなぜでしょうか。
どうすればウーバーイーツ(Uber Eats)を有効活用して、売り上げを伸ばすことができるでしょうか。
このコンテンツではウーバーイーツ(Uber Eats)を利用して売り上げをあげる方法を取り上げたいと思います。
【時代背景】外食産業の危機の時代
現在、日本の外食産業の沈下が著しい状況となっています。
日本の外食産業は市場規模25兆円の一大業界ですが、長期的に見ると、市場規模は平成9年をピークに減少傾向が続いています。
外食産業の地盤沈下の原因は数多くありますが、1つにはコストの問題が挙げられます。
生産年齢人口減少のため、労働環境が過酷な外食サービス業は慢性的な人手不足です。
人件費というコストがアップしています。
為替変動や天候不順により材料費が高騰していますから、原材料調達のためのコストも経営を圧迫します。
食材費やその他の包装資材の費用などもコストアップしています。
このように様ざまな分野でコストアップがされているのです。
二つ目に日本の環境も外食業界にとって逆風となっています。
独身世帯や核家族化、少子高齢化などによる日本人のライフスタイルの変化によって、多くの飲食店が閉店を余儀なくされています。
また長期に及ぶ不況により、節約志向が高まっています。
コストアップが図られていますが、人々の給料が伸びておらず、可処分所得も上がっていないのです。
それも逆風です。
三つ目にダメ押しとして消費税の増税です。
軽減税率から外れた外食よりも、中食やテイクアウトが軽減税率の対象となったため、少しでも安い方へと客が流れるのは人の心情。
その中食などのテイクアウトという分野はコンビニやスーパーの惣菜等の品ぞろえが充実してきたこともあり、外食産業との競合はますます厳しくなってきており、それをしのぐほどになっているのです。
このような社会情勢の流れを考えると、飲食店が売上をアップさせることは至難の業といえそうですが、そんな中今後伸びるといえる分野があるんです。
これから伸びるであろう分野-テイクアウトとデリバリー
外食の売上が減る一方、軽減税率対象である中食(テイクアウト)は成長を続けており、今後も伸びる分野として注目されています。
「外食から中食へ 変えられない時代の変化 その1|時代の潮流|外食から中食へ 変えられない時代の変化 その2|時代の潮流|成長を続ける中食・惣菜市場|時代の潮流」で取り上げたように、近年少子高齢化、共働き世帯の増加などによって家での調理が減って弁当や総菜を利用する人が増えています。
さらにスマートフォンの普及によってテイクアウトは進化して、スマートフォンを上手く活用するならば簡単にデリバリーを頼める環境が揃っています。
そのため現在はデリバリーのニーズが高まっているのです。
このような時代の流れを目にすると、できれば自分の店でもテイクアウトやデリバリーを始めてみようか、という気になるものですが、いざ検討してみると立ちはだかる課題もあります。
まずデリバリーを始めるには配達スタッフが必要です。
配達はバイク?自転車?にしますか?
いずれにしても、人件費やバイクなどの購入コスト、それに教育のための時間がかかります。
また、「テイクアウト・デリバリー始めました」という宣伝のための販売促進費も必要になります。
多くの問題が立ちはだかりますね。
こうした課題を解決するために検討できるのが、ウーバーイーツ(Uber Eats)に出店して新たな販路開拓をするという方法なんです!
ウーバーイーツ(Uber Eats)を有効活用する!
ウーバーイーツ(Uber Eats)のメリット・デメリット
Uber Eats(ウーバーイーツ)のメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
詳しくは以前のコンテンツ、飲食店でUber Eats(ウーバーイーツ)を活用できるのか?!メリットデメリットを解説をご覧ください。
ウーバーイーツ(Uber Eats)の大きなメリットとしては、ウーバーイーツ(Uber Eats)を導入する障壁が少ないということです。
ウーバーイーツ(Uber Eats)を行うためには店舗登録をするだけで、配達員を雇うことなく簡単にデリバリーを始めることができます。
先ほど考えたように配達用のバイクを購入したり、人を雇い教育したり保険を掛けたりする費用は必要ありません。
ウーバーイーツ(Uber Eats)の初期投資は、電子端末とテイクアウト用容器や箸・スプーン等を用意するだけでいいんです。
飲食店は調理と包装のみを担当し、あとは出来上がった商品をウーバーイーツ(Uber Eats)の配達員に渡すだけです。
こうして労力や手間をかけずに簡単に中食市場へと切り込んでいくことができるんです!
ハードルがググッと下がりますね!!
さらにウーバーイーツ(Uber Eats)が、アプリやWebサイトに載せる写真も撮ってくれて、販促もしてくれます。
お客様からの認知度アップにもつながり、離れた距離のお客様も商圏内となりますので、新規顧客の獲得も期待できます。
しかしすべてが良いことだらけではありません。
デメリットもあります。
デメリットは、ウーバーイーツ(Uber Eats)の配達員による配送方法のクレームが生じることがあります。
今はそれが直ぐにSNSで拡散!
怖いですね!
また、商品の35%をリベートとしてウーバーイーツ(Uber Eats)に支払う必要があります。
35%も払ったら利益が出ない!!と心配になるかもしれませんが、このデメリットを攻略する方法もあるんです。
ウーバーイーツ(Uber Eats)のデメリット攻略法!利益低下の対策は?
ウーバーイーツ(Uber Eats)では、実店舗で提供しているものと同じメニューの場合は、料理の値段を同じに設定しなければなりません。
その価格から35%の手数料をウーバーイーツ(Uber Eats)に払うのはちょっと・・・と心配している方もいます。
しかし、メニューやセット内容が異なるものであれば、価格はお店側で自由に決めることができます。
ですから、『ウーバーイーツ(Uber Eats)用メニュー』を作ってしまえばいいんです!
例えば、いつも800円で提供しているランチセットに、味と名前を少し変えて小さな副菜を一品追加してボリュームと変化を持たせ、価格を1200円に設定します。
これをウーバーイーツ(Uber Eats)用特別メニューにすることができます。
要するに商品単価の中にウーバーイーツ(Uber Eats)のリベートを含んでしまえば、理想の利益率は維持できるということです。
もちろんデリバリー用のメニューが魅力的でなければなりません。
それが一番です!ありきたりのメニューや味にしない方が良いかと思います。
しかしこのようにウーバーイーツ(Uber Eats)専用メニューを作り、そのメニューを魅力的にすることによってお店に誘導することもできるのです。
このようにお店のちょっとした工夫次第で、ウーバーイーツ(Uber Eats)のデメリットを克服することができるんです!
ウーバーイーツ(Uber Eats)のデリバリー用の容器はどうすればよい?
メニューと利益率の問題は解決できても、包装のことはよく分からないと感じている店長さんは少なくありません。
店頭渡しのテイクアウト容器であれば、カワイイものや変わったものなどお店ならではの個性溢れる容器を選ぶことができるかもしれません。
しかし、ウーバーイーツ(Uber Eats)による配達の場合、容器選びは別の要素も検討しなければならないんです。
ウーバーイーツ(Uber Eats)の配達トラブルの対策
ウーバーイーツ(Uber Eats)のもう一つのデメリットは配達時のトラブルです。
商品が容器からこぼれていたのでお客様が受け取りを拒否し、その案件をSNSにアップするというケースも実際目にします。
こうなるとお店のイメージダウンにつながってしまうので、ウーバーイーツ(Uber Eats)が良いと分かってはいても導入に二の足を踏んでしまうお店があります。
そこで大切なのが容器選びです。
密閉度の高いもの、料理にピッタリと合ったサイズの容器が見つかれば、ウーバーイーツ(Uber Eats)で配達しても安心です。
さらに簡単に温め直せる容器があればお客様の満足度もアップします。
しかし、包装容器を選んだことがある方は実感していると思いますが、包装容器というのは膨大な種類があり、それを1つ1つ検証するのは時間も労力もかかります。
そんな余裕ない!というお店はどうしたらいいのでしょうか?!
その悩みを解決するために、木村容器はお手伝いをいたします。
長年食品包装総合商社として培った経験を持っていますし、メーカーとも日々情報交換などを行い、知識を増やしています。
ぜひご相談ください。
実はここでは書けない秘策があるんです!
ウーバーイーツ(Uber Eats)の容器選びは木村容器にお任せください
木村容器は前述したように、大正時代を起源として培ってきた、店舗用食品包装資材の総合商社としての信頼と確かな知識があります。
そのため、様々な食品形態に合うテイクアウト容器を、卸し価格でご用意できます。
また木村容器はこれまでもウーバーイーツ(Uber Eats)の包装の問題に課題を抱える方の課題を解決をしてきた実績があります。
秘策があるんです。
もしウーバーイーツ(Uber Eats)など、今後飲食店としてテイクアウトを行っていきたいと考えている方は、木村容器のパッケージコンシェルジュまでご相談ください。
これまでパッケージコンシェルジュが培ったノウハウを持ってお手伝いさせていただきます。