プロテインとは何ですか?
プロテインと聞くと、少し前まではボディービルダーやジムに通って腹筋が割れているような、マッチョな男子が飲んでいるものを想像した方が多いと思います。
プロティン飲んでいる人は、「キレてる!キレてる!」「○番、おっきいよ〜」「○番が、ダントツ!」なんて言葉を夢見て頑張っていると思われていた人も多いかもしれません。
ところが今は、プロテイン女子と呼ばれる方も増え、マッチョな方に限らずボディメイクや健康のためにプロテインを摂取する方が増えています。
もはやカフェでプロテインが飲める時代なのです。
実はそのプロテインとは、日本語でタンパク質のことなんです。
プロテイン=タンパク質。
意外と身近なものでした。
ですから、マッチョな人や健康志向の方ではなくても、みんな食事からプロティンを摂取しているということですね!
タンパク質が含まれている食品は、肉や魚、大豆製品、卵、乳製品などがあります。
わたしたちの体は、約1/6がタンパク質でできていて、筋肉はもちろん、血液、内臓や皮膚、髪の毛、爪までタンパク質からできています。
ちなみに、英語のプロテイン(Protein)はギリシア語で「第一の」を意味するプロテイオス(proteios)に由来しています。
タンパク質が私たちのカラダにとって大切なものだということがここからも分かりますね。
そう考えてみると、日々無意識に取り入れているはずのタンパク質ですが、なぜわざわざ食事以外のプロテインという方法で摂取することが見直されているのでしょうか?
このコンテンツでは、自分がプロテインを摂ることを検討中の方、お店でプロテインドリンクやプロテインバーを提供しようとお考えのオーナーの皆さまに、まずはプロテインの基本をご紹介します。
タンパク質が不足しがち!?
実は、わたしたち日本人のタンパク質の摂取量は、年々減少しているということが分かっています。
それはダイエットや食事の偏りなどで、肉や魚、卵など良質のタンパク質を食べることが減っているのが原因のようです。
みなさんの中にも、仕事が忙しく、食事を手軽なパンや麺類で済ませてしまう人がいらっしゃると思います。
またダイエットのため野菜中心の生活をしている・・・そんな方も身近にいるかもしれません。
では、タンパク質が不足した食生活を続けていると体にどんな影響があるのでしょうか?
タンパク質が不足するとどうなる?
タンパク質は筋肉や骨をはじめとした体づくりの重要な栄養源です。
ですから不足すると体の機能が低下し、体調を崩しやすくなってしまうのです。
具体的には、筋力量が減少してダイエットしているはずが太りやすくなったり、お年寄りは歩くことが大変になって転びやすくなります。
またタンパク質が不足すると骨密度が低下して骨折しやすくなり、寝たきりになりやすいことも知られています。
また免疫力がおちて風邪をひきやすくなり、病気やけがが治りにくくなるという影響もあります。
その他にも、肌荒れや薄毛の原因になったり貧血の原因になったりもします。
薄毛・・・・男性には怖い怖いお話です。
しかもこういった不調はじわじわと来るので、年のせいだから仕方がない、と思っている方がけっこう多いようです。
しかしそのようにあきらめる前に、タンパク質を含め食生活を見直してみる必要がありそうです。
タンパク質はどれくらい必要なの?
では、健康な体を維持するにはどのくらいのタンパク質が必要なのでしょか?
厚生労働省によると、20代~30代の日本人が摂取すべきタンパク質は1日60gとしています。
体重1kgあたり1gという目安ですが、これは特に運動をしていない人が最低限必要とする量です。
摂取量はご自分の体重に1gをかけてみてくださいね。
育ち盛りの子どもや、定期的に運動している人はこれでは足りません。
ハードな運動は筋肉がダメージを受けるため、そのダメージを修復するために通常よりもたくさんのタンパク質が必要になります。
アスリートは体重1キロにつき、毎日タンパク質がだいたい1.2~2.0グラムと言われています。
実際に必要なタンパク質を食事から摂るには何をどのくらい食べたら良いのでしょうか?
タンパク質が多めに含まれる食品を下の表にまとめてみました。
食品のタンパク質含有量
食 品 | 単 位 | たんぱく質(g) | エネルギー(kcal) |
---|---|---|---|
白米 | 一膳(150g) | 3.8 | 252 |
食パン | 一枚(6枚切り) | 5.6 | 156 |
クロマグロ(赤身) | 一食分(50g) | 13.2 | 200 |
鶏ささみ | 100g | 23 | 105 |
豚ヒレ肉 | 100g | 22.8 | 115 |
牛乳 | 200ml | 6.6 | 134 |
納豆 | 1パック | 8 | 100 |
毎日食べるご飯は、一日三回食べたとして12g、納豆を一パックで8g・・・と考えると、おかずにお肉や魚をきちんと食べないと、なかなか一日60gのタンパク質を摂るのは難しそうです。
しかもタンパク質が豊富だからといってヒレ肉や鶏のささみをしょっちゅう食べるのは難しそうです。
毎日タンパク質のことを考えて食事を作るのはなかなか大変そうですね。
プロテインで必要な栄養素を補給!
たとえば毎日運動している体重70㎏の人であれば、からだを作るのに必要なタンパク質量は140gです。
これを食品に換算するとステーキであれば700g程度、牛乳なら約4L、鶏卵は20個以上となります。
その食材はタンパク質だけではありませんよね。
その他に必要な栄養素も含まれていますが、当然ながら脂肪も含まれています。
ここから分かるように、タンパク質を摂ろうとするとどうしてもカロリーがオーバーしがちなんです。
そんな悩みを解決してくれるのがプロテインパウダーなんです。
プロテインパウダーは、食事だけでは摂り切れないタンパク質を手軽にとることができるので、とても便利です。
ダイエットしている方や食事量を増やすことが難しいお年寄りも、無理なくタンパク質をとれますね!
ちなみに、プロテインパウダーには種類があります。
プロテインパウダーの種類
ホエイ | 牛乳から生成させる。 吸収が早い。 運動直後の筋肉の修復に向いている。 |
---|---|
カゼイン | 牛乳から生成される。 比較的ゆっくり吸収される。 寝る前に補給すると寝ている間にゆっくり体に供給できる。 満腹感が持続しやすいので間食にもおすすめ。 |
ソイ(大豆) | 大豆を原料としたたんぱく質。 ゆっくり吸収される。 満腹感が持続しやすい。 イソフラボンの効果で皮膚や骨の強化が期待できる。 |
手軽に始めたい人には、ホエイとカゼインを配合されたプロテインがおすすめです。
プロテインを飲む最適のタイミングについては、不思議?!なぜプロテインが健康食品になるの?で取り上げています。
わたしたち木村容器では、さまざまな容量の計量スプーンをご用意しております。
家庭用から業務用まで計量スプーンはさまざまな用途につかえます。
たとえば、プロティンだけではなく粉末の健康食品などにも使用されています。
気になる方は一度木村容器のパッケージコンシェルジュまでご相談してみてください。
また木村容器では、計量スプーンの卸も行っております。
軽量スプーンの第一人者 東商化学株式会社と直接取引を行っており、協力関係にもありますので、さまざまな計量スプーンをご用意できます。
もし必要な方がいらっしゃいましたら、ご相談ください。
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