お菓子・デザートと私たちの健康
上の画像のパンケーキ!とても美味しそうですね。
こんな見た目のもの!大好きです!
特に疲れているときはこんなデラックスなお菓子・デザートが食べたくなります。
私だけかもしれませんが、お菓子やデザートは、わたしたちの生活に欠かせないものになっています。
しかしこんなの食べたいんだけど・・・・と私たちをためらわせる要因は多々あります。
例えば体重が増える、虫歯のもと、糖尿病になるなど、お菓子に否定的な意見も雑誌やWEBで散見されます。
しかしこれだけ様々なスウィーツが世の中にあることを考えると、やはりデザートは生活に欠かせないものと言えるかもしれません。
では、なぜお菓子が必要なのでしょうか?
栄養面から考えてお菓子にはどんな役割があるのでしょうか?
今回はそのような側面から考察してみたいと思います。
なぜお菓子が必要なの?
戦後の2~30年は三食の食事を作るだけで精一杯で、お菓子やデザートなどは「ぜいたく品」でした。
勿論、私はその世代ではありませんが・・・・
ある意味それは現代でも変わらないかもしれません。
物が豊かになった現在でも、お菓子はどちらかというと嗜好品に分類されるものかもしれません。
というとお菓子はなくても困らないものなのでしょうか?
決してそうではありません。
旅行のお土産や、冠婚葬祭、記念日や家族へのちょっとしたプレゼントなど、人と人とがコミュニケーションをとる時には、必ずお菓子が登場するものです。
たとえばケーキなしのパーティーなど想像できるでしょうか?
また、育ち盛りの子どもは三度の食事からだけでは必要な栄養が不足しがちです。
「砂糖の大切さ」の項で詳しく取り上げますが、おやつは子どもの栄養を補う点でも大切なものです。
大人も激しい運動や労働、また頭脳労働をすると、エネルギーを消耗して疲労を覚えます。
そんな時にはエネルギーの回復に甘いお菓子が役立ちます。
このようにお菓子は、円滑な人間関係や愛情表現、気分転換や休息、栄養の補給などたくさんの理由から必要なものだということができます。
お菓子に含まれる砂糖は敵か味方か
親は、子供がいつまでも健康でいられることを望むものです。
ですから「甘いものは・・」と言われてしまうと食べるのや食べさせるのをためらってしまいます。
そのお菓子に必ず含まれる砂糖ですが、健康に良くないという声がよく聞かれます。
それはどうしてでしょうか。
砂糖は体に速やかに吸収されるので、血糖値を急激に上昇させ、これが繰り返されると糖尿病や心疾患を起こしやすくなるのです。
また甘い食べ物が歯に触れる時間が長くなればなるほど虫歯になりやすいことが分かっています。
しかし、砂糖はわたしたちにとって必要不可欠な栄養源でもあるのです。
ここで砂糖の大切さについて考えてみましょう。
〇砂糖の大切さ
わたしたちが摂る食物の栄養素は三つに大きく分類されています。
糖質、脂質、たんぱく質の三つで、砂糖は糖質というものに分類されます。
お菓子以外にも、穀類や芋類のデンプン、果実に含まれるブドウ糖、牛乳の乳糖、野菜にも糖質は含まれています。
糖質が大切なのは、赤ちゃんや子どもの成長、全ての人のエネルギー源として欠かせない栄養源だからです。
子どもは体や脳が急激に成長しており多くのエネルギーを必要とします。
小腸での消化吸収が早く、エネルギーになりやすい砂糖は子どもにとって必要な食品のひとつです。
糖質は体の成長が止まった大人にとっても、不可欠です。
脳は体の臓器の中で一番エネルギーを消費する臓器で、この脳のエネルギー源は、糖質が分解されてできるブドウ糖だけなのです。
糖分が不足すると脳は本来の働きができなくなり生産性が落ちます。
また、糖質や脂質などのエネルギー源が不足すると、体はたんぱく質を糖に変えて消費しはじめます。
すると筋力の低下、骨粗しょう症などを招き、体を壊すことになります。
ですから砂糖はすべての人に必要な栄養源といえるのです。
しかし摂りすぎると虫歯や心疾患、糖尿病などの原因となり得ることも事実です。
ですから食べる量に気をつけて、生活に楽しさを与えてくれるお菓子を楽しみましょう。
お菓子の栄養素
もちろんお菓子には糖質以外にタンパク質や脂質などの栄養素も含まれています。
和菓子、洋菓子に分けてそれぞれの特徴を比べてみましょう。
〇結論
この表から考えてみると、
大まかにみると、和菓子は砂糖が多く使われていますが、脂質は少なく、小豆を使った製品は食物繊維が多いことが分かります。
洋菓子は和菓子に比べて脂質が多く含まれていますが、砂糖は和菓子よりも少ないという結果になっています。
何でもそうですが、いくら好きだ、健康に良いと言っても食べ過ぎてしまえば健康に害を及ぼすこともあります。
そのようなバランスを自分でとれるかどうかが重要です。
また年齢がある程度いくと、「基礎代謝」が下がっていくということを認識することは大切です。
若い時のように、甘いものを分解してくれないんですよ~~~
すいません。
取り乱しました・・・・
そう考えると子供は自己抑制をするのが難しいので、親がコントロールしてあげる必要があるかもしれません。
また自分で自己抑制することが苦手な人は、お菓子やデザートを食べることを抑制しなければならないかもしれません。
ですから甘いもの=悪ではありません。
一日に必要な栄養素に気を配りながら、スイーツも、お菓子もデザートも適度に楽しみましょう。
木村容器では、お菓子やデザートを入れる容器も充実させています。
近日中に多くの容器を公開いたしますので、少々お待ちください。