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紙コップ?紙カップ? 本当はどっち?!|もっと紙コップを使おう! 

紙コップ?紙カップ? 本当はどっち?!|もっと紙コップを使おう! 

紙カップ?!紙コップ?!どっち?!

コップもカップも主に飲料を飲むのに用いる容器のことですが、コーヒーを飲むのはコーヒーカップ、水を飲むのはコップなど、ほとんどの人が使い分けています。

では紙の容器は、紙カップ、紙コップどちらが正解なのでしょうか?
まずはコップとカップの意味の違いから考えてみましょう

コップとカップの語源

コップ カップ
紙コップ

〇「コップ」
オランダ語のkopから来た語で、オランダ語で脚付きの杯を意味しています。杯ですから取っ手がなく、冷たいものか常温のものを飲むときに用いられます。
現代語としてのコップは、実用的な飲料用の器を指して用いられています。また、コップのことをグラスということもあります。グラスというのは素材としてのガラスを指す言葉でもあって、コップは本来ガラスでできていたことから、グラスといえばコップを指すようになりました。

〇「カップ」
英語のcupから来た語で、英語では紅茶・コーヒーなどを飲むための片手付きの陶磁器を意味しています。日本では紅茶茶わん・コーヒー茶わんなど呼ばれていましたが、
今は普通にコーヒーカップやティーカップとそのまま呼ばれるようになっています。茶碗と言っていたくらいですから、普通温かいものをの飲む器を指します。熱いものを入れるので、カップには取っ手が付いています。
その他にも、調理用に用いる計量器のことを計量カップと呼びます。現在は、金属・ガラス・プラスチック・紙などでできているものや、アイスクリームを盛る器などもカップと呼ばれていて、
陶磁器に限らず色々なものを指して用いられています。

オランダ語のkopも英語のcupも、もとはラテン語の"cupa"なのですが、日本に伝わった時にはそれぞれ違うものを指すようになりました。
では、紙容器の場合はどうでしょうか?英語では、コップに当たる言葉は”glass”なので、”paper glass”(紙製のガラス)とは言わず。”paper cup”(カップ)と言います。
取っ手がなくて冷たい飲料を飲む場合もカップなのです。

しかし日本では、「紙コップ」というのが一般的です。コップという言葉は、飲用に用いる容器を総称して使うことができるのです。
紙素材の使い捨て容器のうち、アイスクリームのカップやヨーグルトなどが入っている紙容器など、カップと呼ばれているものもあります。

他にも、グラタンやドリアなの油分の多い料理も紙カップで提供できるようになっています。
これは、耐熱・耐油性の高い紙容器が開発されたことに関係しており、技術の進歩は今も続いています。

マクドナルド McDonald's

紙コップは飲料のみならず、糸電話や工作などいろいろなものに使うことができます。

ちなみに、赤い髪のピエロの格好でおなじみのマクドナルドのキャラクター「ドナルド」ですが、初代ドナルドは鼻が紙コップでした。
数年で使われなくなったことからすると、あまりに人気がなかったのかもしれません。

ご存知かもしれませんが、木村容器は東罐興業の代行店として長いキャリアを誇っております。
そのため数多くの紙コップを扱っておりますので、ぜひご覧ください。

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