退職後に夫婦でカフェを経営してみたい、自分が好きなカフェを開業してみたいという夢を持つ方が増えてきています。
確かにカフェでゆっくりできる時間はとても爽やかで、そうした時間を提供できることは魅力的です。
しかし、どんな仕事でも同じですが、カフェの経営も決して簡単なものではありません。
このコンテンツでは、カフェを開業するために、最低限理解しておかなければならない準備についてご説明します。
いつかカフェを開業したい!
美味しいコーヒーと居心地の良い空間、静かな音楽、好みのカフェはほっとくつろげる空間ですよね。
カフェにはそれぞれオーナーの個性が表れているので、いろいろな雰囲気を楽しめるカフェ巡りは人気があるのかもしれません。
そんなカフェに憧れて、小さくても自分好みのカフェをいつかオープンしたい、と思っている方はたくさんいます。
しかし街中にたくさんあるカフェのうち、チェーン店以外で長く続いているカフェは意外と少ないようです。
カフェを開業したらどんなふうに集客して軌道の乗せていけるのでしょうか
どのようなカフェを開きたいかは重要!
カフェに行くのが好きだから、自分でもカフェを開業してみたいという気持ちだけで開業すると、後々経営を続けていくことが難しくなります。
フランチャイズではなく独立してカフェを開業するには、カフェのコンセプトをはっきりさせなければなりません。
カフェのコンセプトが決まっていないと、店の方向性や経営方針も決まらなくなります。
コンセプトには、自分のカフェはどのような客層を対象にするのか、基本的なメニュー、店ならではのメニューなどを決めていくことが含まれます。
カフェは料理も提供できるため、ターゲットとする客層をはっきりさせる必要があります。
昼間に時間のある主婦をターゲットにするのか、子供連れの主婦をターゲットにするのか、若い人を呼び込むのかによってメニューは変わります。
主婦がターゲットであれば紅茶の種類を豊富に揃えたり、子供連れであればケーキなどを充実させることもできます。
しかし若い人であれば、コーヒーの種類を充実させたり、食事のメニューも増やさなければならないでしょう。
どのような客層を集めるのかによって、準備するメニューは変わってくるのです。
そうです。
まずはどのようなカフェを開きたいかコンセプトを固めることは重要です。
カフェを開業してお客様が来るまでの実際の課題
カフェを開業する人は、おいしいコーヒーを入れる事やデザート作りなどの開発や提供、そしてサービス(接客)には自信がある人がほとんどだと思います。
しかしカフェを開業して、美味しいコーヒを入れられようが、オープン前にどんなに準備をしようが、待っているだけではお客さまは来ませんし、こだわりや良さは伝わりません。
ですからまず、お客様に来てもらうためには、まずは「こんなカフェがオープンします!」ということを知らせる(認知させる)努力をしましょう。
どのように宣伝する?
たとえばチラシを作って、周辺の人の集まるところで配ったり、ポスティングしたり、近隣のお店にオープンのお知らせを貼ってもらうなど、開店の前からお店の宣伝をします。
また最近はWEBで情報を調べる人がほとんどです。
ですからSNSを使ってオープン前から宣伝するなど、とにかくお客さまに知っていただくためにあらゆる手を使うことをお勧めいたします。
もしチラシを作るなら、そのチラシにはお店の場所や営業時間、開店日などの基本情報の他に、店舗のコンセプトやメニュー、価格などお客様が知りたいと思う情報を載せます。
またチラシは、「人は細かな点は見ない、読まない」ということを前提にチラシを作ります。
ですからまずは伝えたいコンセプトを大きく、そしてお店のイメージや売りにする商品などの写真を分かりやすく伝えましょう。
ポイントは、「パッとみて、パッと分かるデザイン」。
これがチラシのポイントです。
初めてのチラシ作りだと、あれもこれも入れたくなりますが、そんなの人は読みません。
多くの場合、割り切ってポイントを絞り、「パッとみて、パッと分かる、分かりやすいデザイン」にすることをお勧めいたします。
そのチラシでお店の雰囲気が分かれば、はじめてのお客さまでも、きっと安心して来店するはずです。
さらにチラシにちょっとしたクーポン券を付けるのも来店のきっかけになります。
ぜひ試してみてくださいね!!
SNSと口コミ
先ほども少し触れましたが、最近はSNSが大きな力を発揮しています。
SNSで使う写真はかなり印象を左右するので、頑張って雰囲気が出るように撮りましょう。
「これは映(ば)える?!」自問自答してください(笑)
投稿するときは、ハッシュタグを工夫するとよりたくさんの人に見てもらえます。
そしてかなり強力なのが口コミです。
友人や知人に声をかけてお店を見に来てもらいましょう。
気に入ってもらえれば、次回は違う誰かを連れてきてくれるかもしれません。
お友だち同志は趣味が似ていることが多いので、「あの人が行ってよかったなら自分も行ってみようかな」って思ってくれる可能性大!
理想は、お店でWEBサイトを持ち、それにSNSを組み込んだりしてWEB上で見えるようにするとなお良いかもしれません。
木村容器もブログ右側にTwitterが見れるようにしています。
このように,WEBサイトとSNSを連動させて、ブログ記事も連動させれば、かなりの集客が見込めると思います。
また両方のWEBサイトに共通しているのが、コンテンツマーケティングを行っているということ!
これも現在のSEOではとても重要なんです!
実はWEB関係、ブログ関係でまだまだ他にもできることがあるんです。
知りたい方は、木村容器のパッケージコンシェルジュまでマーケティングのことをご相談ください。
内緒の集客技術(マーケティング)やWEBサイトを安く作ってくれる業者さんを紹介します。
このようにして開店から二、三か月は新しい物好きな人がけっこう来てくれるかもしれませんが、本当の課題はその後です。
儲かるカフェになるためには!?
カフェを開業して儲かるためには、まずは売上の目標をたててみましょう。
売上=客数×客単価です。
これ結構大事なんですよ。
なぜなら、数字を意識するようになるからなんです。
そうすると目標なども立てるようになります。
自分がお店を運営していくためには、どれだけの客数が必要で、どれだけの売り上げが必要かなどイメージができてきますから!
そうすると計画がもっと具体的になっていくんです!
とても良い循環ですよね!
この式から分かるように、売上を増やすためには、「客数を増やすか客単価を上げる」どちらかになります。
例をあげて考えてみましょう。
儲かるカフェの特徴
カフェは開業しやすい分ライバルも多いので、単に「おしゃれなカフェ」といった漠然としたイメージで開業すると、たくさんあるカフェの一つになってしまいます。
儲かるカフェになるためにできることはあるのでしょうか?
オリジナリティが大切!
たくさんあるカフェの一つにならないためには、「このお店の一押しは○○」とすぐに結びつくようなメニューや雰囲気などを作ることです。
あるお店は、手作りのマフィンを売りにしていて、あそこに行けばこういう種類のマフィンが買えると知られています。
そうすると、ちょっと甘いものも食べたいなと思った時行ってみるかもしれません。
友だちの家に行くときマフィン買って行こうかな、とテイクアウトのお客様も来てくれます。
また、店内の雰囲気に惹かれて常連になるお客さまもたくさんいます。
わたしの友人は、あるカフェに置いてある椅子やソファが好きで、よくそこで時間を過ごしていました。
他にも、店内にグリーンがあって癒されるとか、いろいろな本が読めるなど自分のお店だけの特徴を出すと、お客様にとって「特別な」カフェになることができます。
いずれにしても、お店のコンセプトがありき!の話です。
営業をしている
開店の時だけ宣伝してお客様を待っているだけでは客数は伸びません。
開店した後も集客の努力をしましょう。
例えばスタンプ式のポイントカードを作って、〇回来店すると店内メニューがサービスとか、雨の日には割引があるなど来店する動機付けを作ってみる方法があります。
また、少し広いスペースが作れるならママたちのランチ会などの貸し切りに対応することもできるかもしれません。
このような情報を積極的に告知していくと、口コミでお客様が来てくれるきっかけになります。
最近行ってみたカフェは、平日の夜閉店した後のお店を、ペン習字やフラワーアレンジメントの習い事に貸していました。
こうすることによって、カフェの閉店後に売上が上がるだけではなく、教室に来ている生徒さんたちが他の日にお友だちを連れて来てくれるなど、一石二鳥のアイディアですね。
まとめ
たくさんカフェがある中でお客様に選んでもらえるカフェになるには、集客のための努力と工夫が大切です。
先ほど記載したように、木村容器のパッケージコンシェルジュは、お客様の印象に残るお店作りに役立つ情報を数多く提供しています。
また集客の手段や技術などにも精通しています。
興味のある方はぜひご相談してみてください。