寒い季節にホットコーヒーやホットティー、ホットココアなどの温かい飲み物は欠かせないですよね。心も体もほっこりさせてくれます。
このコンテンツでは、そんなホットドリンクに欠かせないアイテムとして、最近おしゃれに進化している「カップスリーブ」に注目!
詳しく特集しますのでぜひお役立てください。
カフェでよく見かける「カップスリーブ」とは
冬の寒いこの時期には、温かい飲み物を飲む人も多いですよね。
熱い飲み物が入ったカップを持つ手が、ヤケドをしないように守ってくれる優れものが「カップスリーブ」。
カップスリーブとはどのようにつかうものなのでしょうか。
カップスリーブとは、紙コップなどの周りに付けて使うものになります。
カフェでコーヒーをテイクアウトすると、カップの周りに紙が巻き付いていることがありますよね。
あれもカップスリーブの一種で、飲み物の保温やカップの滑り止めの役割を果たしています。
たしかに熱い飲み物を持つのが大変なときにはこのカップスリーブは助かりますね!
スリーブは紙コップをより安全に、そして快適に使うためのもの
20世紀にアメリカで普及した紙コップは、日本でも戦後広く普及し、今ではオフィスやアウトドアをはじめ様々なシーンで使用されています。
皆さまも、うすうすは気づいていると思いますが、人間はただ与えられたものをそのまま使いません。
快適に使うためにさまざま工夫をします。(その工夫が人種によって様々なのですが・・・)
同じように紙コップをより安全で使いやすくするための付属アイテムもあります。
一部のコーヒーチェーン店で使われているのは、ホットの飲み物が入った紙コップの外側に巻く段ボールや厚紙です。
あれは、一般に「スリーブ」と言われています。
ですから今やスリーブは、単なる消耗品ではなくおしゃれなアイテムにもなっているようです。
では、「スリーブ」について詳しく見てみましょう。
紙だけではないカップスリーブ
カップスリーブというと、スタバやタリーズなどで付いてくる段ボール紙のようなものや厚紙のものがすぐに思い浮かびます。
上の画像のようなものですね。
スタバでは、スリーブとコップが密着するように固まらない接着剤でくっついています。
持った時にスリーブがスカスカすると若干不安になりますが、ピッタリしていれば安心して持つことができるようです。
スリーブには紙製の使い捨てスリーブのほかに、繰り返し使える布製のスリーブもあります。
マイカップならぬマイスリーブです。
自販機の紙コップの場合、コップが薄くて普通に持つと熱すぎるものが多くあります。
縁の部分を持って運ぼうとしても紙が薄いのでかなり不安定です。
そんな時マイスリーブがあれば、熱くて持てない、なんてこともなくなりますね。
海外のほうがスリーブが使われている?!
日本では、一部のコーヒーショップなどで使われており、そんなに多く見ないスリーブですが、海外ではカフェやファーストフード店でもっと一般的に使われています。
なぜなのでしょうか。
一般的に言うと日本では断熱紙コップの技術が進んでいるので、紙コップにスリーブという形で提供するショップのほうが少ないと思われます。
スリーブをご希望されるお客さまは数多くいます。
しかしご希望どおり紙コップ+スリーブと2アイテムでお見積りをすると二倍とはいかないまでも、それだけ紙を使っているということなので、断熱カップと比べると単価は高くつくのです。
それでもスリーブを使用しているショップは、こだわりのあるお店、ということも少なくありません。
季節によって紙コップのデザインを変えたり、手に持った時の紙の風合いや雰囲気を大切にしている、というところもあります。
また、タリーズコーヒーでは、期間限定でベアフルスリーブというかわいいアイテムを販売することがあり、すぐに売り切れるほどの人気の商品となっています。
うちでは日本人なので「チュリーズ」と呼んでいましたが、間違いなのは重々承知です。
このように日本で使用されているスリーブは、使い捨て容器とは一味違うプラスのアイテムとなっているところがあるようです。
確かにカッコよく見えますよね!
日本の技術 ― 断熱・エンボス
日本ではコーヒーショップやコンビニでホットの飲料を買うと、スリーブを付けていないお店のほうが多いことが分かります。
前の項で書いたように、スリーブ無しでも熱くなく手で持てる紙コップを使用しているのです。
こうした断熱カップには、丈夫な厚紙を使用した厚紙コップ、コップの表面のポリエチレンを発砲させた発泡紙コップ、表面に凹凸加工をしたエンボスコップがあります。
そんなに種類がある紙コップでも使い方によって、メリット・デメリットもさまざまです。
発泡紙コップやエンボスコップは、表面が滑りにくいという利点もあります。
こうした断熱カップの技術は日本で生まれたもので、他の国にも広まりつつありますが、日本ほど広くは使用されていません。
お店にとってもお客にとっても、紙コップは重要なアイテムです。
快適にコーヒーを楽しめて、なおかつセンスの良い紙コップを使用したいものですね。
まとめ
カップスリーブにはさまざまなものがあります。
ぜひご興味のある方は木村容器のパッケージコンシェルジュまでご相談ください。
あなたの店にあったカップスリーブをご紹介いたします。