オリジナル(別注)商品 どうやって作ったらいいの?
近年、自分らしさを大切にする方が増えているように感じます。
『みんなと同じ』というのは安心するかもしれませんが、自分の個性も出したい時があるのかもしれませんね。
とくにお店や企業はオリジナリティや差別化がキーワードになっているのかもしれません。
とくに企業でセールスプロモーションを手掛けている方、自営で店舗を経営している方なら、他社との違いはぜひともアピールしたいですよね。
そうしなければ、この物が溢れたこの時代、皆さんの商品やサービスは売れることはありません。
また今は仕事としてではなくても、子どもたちのためのイベントやホームパーティで「人と違ったオリジナルのテーブルコーディネートにしてSNSにアップしたい!」という一般家庭の主婦の方も増えています。
また若者の憧れの的であるユーチューバ―やインスタグラマーも、ディープな個性で勝負して人気を集めている方がいます。
このように、どのようなシーンであれオリジナリティを出していきたいという気持ちは誰でも感じるものです。
そのようなニーズにお応えすべく、今回はオリジナル(別注)商品を作る道のりを特集します。
ベースとなる考え方
オリジナルデザインパッケージと一言で言っても色々あります。
それでまず、どのようなシーンで何を目的にオリジナルデザイン商品を作りたいのかを考える必要があります。
具体的にどんな場面で使えるのでしょうか?
ちょっと考えてみましょう。
会社の打ち合わせで…
例えば、企業であれば自社にお客様を招いて大事な商談や打ち合わせをすることがあるものです。
そういう時、コーヒーをお出ししますか?
出す場合、真っ白な紙コップで提供しますか?
それとも自社ブランドのロゴが装飾されたカップにしますか?
好感度も契約もゲットする目的で、自社ロゴを脳に刷り込んでもらうべくオリジナルカップを使うという作戦が立てられるかもしれません。
広告目的で…
テイクアウトできる飲食店をオープンした場合、お店の認知度を上げる販売促進、又は広告目的でテイクアウトできるオリジナル商品、たとえばオリジナルの紙袋や紙コップなどを作るなら販促効果アップにつながります。
コップやカップを入れるテイクアウトバッグをフォトジェニックなものにすることでSNSでの拡散も期待できるかもしれません。
例えば、代官山のNUMBERや京都にあるターミナルカフェで使用されているようなテイクアウト用バッグはオシャレで話題ですよね。
造形はシンプルなクラッチバックのようで、持ち歩きたくなります。
この容器欲しさに、1人でもコーヒーを2つ注文したくなっちゃいそうです!
特にライバルがひしめくフードコート内では、ターゲットになる客層を見極めた上で、他店との差を付ける目的でオリジナルのカップを使い、集客の足掛かりにするという戦略もあります。
これはお店の周辺に同業ライバル店がある場合も同じですね。
他にも、野外イベントやスポーツ観戦中のドリンク販売、マラソン大会の吸水提供、など、様々なシーンで、「おっ!」と目を惹くオリジナルデザインで宣伝効果を狙うことができます。
暑い夏の屋外イベントで、上の写真のような黄色に白い泡のカップで販売したら・・・
喉ごしを求めて買いに走りたくなる心理を刺激できそうですね!
いずれにしても「定番商品とは違う期間限定品をアピールしたい」「新商品を告知したい」という時には、紙コップを普段とは違うデザインに変えたり、試飲用を作るだけで訴求効果を高めることができます。
もしくは、いつも通りの無地の紙コップでも、スリープのデザインを変更して注目度を上げるという方法もあります。
このように、「どこで・何のために」という目的意識がハッキリすると、これからご紹介するオリジナルデザインの商品を作るという具体的なステップがスムーズになっていきます。
いざ、オリジナル名入れ(別注)商品を制作!
上記に挙げたコンセプトがしっかりしていれば、ここからは自ずと選択しやすくなります。
では具体的なステップを踏んでいきましょう!
ステップ1 何をオリジナル制作するのかを決める
オリジナル制作できる商品は色々あります。
紙コップ、プラスチックカップ、スリーブ、袋類などなどです。
サイズもピンからキリまであります。
たくさんありすぎて迷うかもしれません。
迷宮入りしないために、いつでも目的を見失わないようにしましょう。
もしテイクアウトできるお店の販促効果を上げたいという目的があるなら、持ち歩ける紙袋や紙コップやプラカップをオリジナルのものにして人目につくようにできるでしょう。
また一番お持ち帰り(テイクアウト)が多い商品を選ぶこともできます。
いつものドリンクとは違う限定品や新商品を宣伝したいなら、紙コップ・プラスチックカップは変えずに外側、例えば紙スリーブのデザインを新たにするという方法もあります。
既存の紙コップにぐるっと巻くだけの手軽な紙スリーブですが、これ1つで雰囲気をガラリと変えることができます。
紙スリーブはシーンに合わせた演出ができるオススメアイテムなんです!
ステップ2 ロゴを作成
新規オープン予定の方であれば、ここはじっくり考えたいところですね。
単に自分の好きな物を詰め込んだロゴではなく、お店のコンセプトや売りを表現したものにしましょう。
なぜなら、お客様はそのロゴをパッと見てお店のイメージを判断するからです。
ロゴは広告になりますから、お店の強みをアピールすることでライバル店に差をつけることができます。
また、色が人に与える影響も忘れないようにしましょう。
色彩術1つで、見る人の心理から行動まで変わる場合があるようです。
自分の伝えたい印象に合ったカラーを選ぶことで、集客力の向上を狙いましょう!
お店のメインのロゴは一度決めたらそれ以降ずっと使うものなので、できれば、デザインに関係した経験のある人に相談に乗ってもらえたらいいですね!!
基本のベースカラーを決めたら次はロゴです。
パッと見てあなたのお店のコンセプトや何屋さんなんかがわかるロゴにいたしましょう!
例えば洋食屋さんなのに、コーヒーをイメージさせるものがパッと目に入る・・・
コーヒーを飲みに来てしまいます。
それはそれで良いかもしれませんが・・・
ステップ3 業者選定
何に、どのようなロゴを付けたいか、というところまで決まったら次はその実現が可能な業者を探しましょう。
自分のニーズに合わせて、小ロット(少数生産)可能か、フルカラー印刷対応かなども考慮しながら選定できます。
木村容器はほぼ何でもできますよ。
ステップ4 見積もり収集
具体的な物品、サイズ、数を決めて、各社の見積もりを取ります。
色の数やグラデーションの有無によって金額が変わったりもしますので、そのあたりもしっかり見積もりを出してもらいましょう。
低予算で、妥協せずに満足のいく制作をしてくれる会社をあきらめずに探してください!
ステップ5 業者決定
見積もりが出てきたら、各社を比較検討しましょう。
自分の決めたコストに見合う業者か?問い合わせや相談がしやすいか?なども考慮して決定すると安心ですね。
ただ重要なのはコストだけで選ばないということです。
例えばそのオリジナル商品がその時だけのものだったらそれでも良いかもしれません。
しかしそれ以後も作り続けるのであれば、もしかしたらその他の既製品もコストダウンが必要になってくるのであれば、
その他の種類のオリジナル商品を作っていく可能性があるのであればコストだけで選ぶと「安物買いの銭失い」になりかねません。
ぜひ話をし、アドバイスをくれたり、正直に話してくれたり、誠実な対応だったりする会社を選びましょう。
そうするとその後も色々と親身になって対応してくれるはずです。
ステップ6 発注
業者が決まれば、いよいよ発注です。
何を、何個くらい、どんなデザインにするか、いつ納品されるかなどの今後のスケジュールをしっかりコミュニケーションを取りましょう!
オリジナルで名入れ(別注)商品を作りたい!|どうやって作ったらいいの? まとめ
いざ、オリジナルデザインの商品を作りたい!と思っても、何から手を付けたら良いのかわからない…なんてことを防ぐための、具体的な過程をご紹介しました。
オリジナルデザインひとつで店舗の宣伝やブランドのイメージアップまで図ることができます。
ですからコストを抑えながら有効に活用したいものですね。
木村容器では、お客様のご要望にお応えしてオリジナルロゴのデザインもご提案することが可能です。
経験のあるパッケージコンシェルジュが、お店のコンセプトをしっかりヒアリングして皆様のマーケティング戦略をサポートさせていただきます。
既製品のコスト削減のご相談も含めて、是非一度木村容器のパッケージコンシェルジュまでご連絡ください!
お待ちしております。