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まず! お店でテイクアウトを始めるコツ!|もっとお店を繁盛させたい!|

まず! お店でテイクアウトを始めるコツ!|もっとお店を繁盛させたい!|

テイクアウトを検討する理由

近年、キッチンカーをはじめテイクアウトを行うお店が増えてきました。

わたくしたち木村容器にもこの手の相談が数多くあり、開業するにあたりさまざまな包装資材をお安く販売しております。

そんなときに、ふっと昔はテイクアウトというと弁当専門店やコンビニ・スーパーのお弁当が主流だったなぁ~と思いつつ、
今日は以前と違い、テイクアウトの種類も豊富でお年寄りや女性に買いやすいメニューが増えています。
とくに現代は「労働力不足」「女性の社会進出の拡大」「核家族化」という問題があるので、女性やお年寄り、多国籍というキーワードは欠かせないのかもしれません。

こうした変化に伴い、飲食店がテイクアウトを始めるケースが増えています。

そこで今回は、飲食店がテイクアウトを検討するメリットや、テイクアウトで失敗しない方法をまとめてみました。

飲食店もテイクアウト営業?

テイクアウトの人気が高まっている理由として、単身世帯や共働き世帯の増加、また一食当たりの消費量が少ない高齢者の増加により、家で手作りして食べる人が減っていることが挙げられます。
また場合によっては労働力不足に伴う、また観光需要のために多国籍国家になりつつあるという現状も関係しているのかもしれません。

そのような人たちにとってテイクアウトなら食材が無駄にならず、時短になるのでニーズが高まっているのです。

また、消費税10%への引き上げとともに導入される軽減税率もまた、テイクアウトを後押しする要素のひとつと言えます。

軽減税率とは、消費税を10%に引き上げる際、食料品などの生活必需品の税率を8%のまま据え置くという制度です。
飲食店でのイートインは消費税率が10%ですが、同じ店でもテイクアウトにすれば8%なのです。
わずか2%の差ですが、消費者の心理としては同じものなら少しでも安い方を選びたくなりますよね。

私もどちらかというと、食べる場所が確保できるなら、持ち帰りでいい派です。
もしかしたら若い人なら道端で食べる派もいるかもしれません。

このような理由により、消費者の持ち帰りマインドは高まっています。

とくに都会は人口過密のため火災や避難場所確保のため、公園などが多くありますので食べる場所にも欠きません。

飲食店がテイクアウト営業を始めるメリット

飲食店がテイクアウト営業を始めることには客数と単価のアップというメリットがあります。

店内で飲食する場合、一人のお客様が注文する金額は自分で食べる一人分ですが、テイクアウト営業では家族の分を買ったり、同僚に頼まれて二人、三人分をまとめ買いするケースもけっこうあります。

たまに弁当屋さんに行くと、前に待っている人は一人なのにずいぶん時間がかかるな、と思ったら一人で弁当をいくつも買うお客さんだったということがあります。
このような場合客単価は高くなり、お店によってはイートインの客単価よりもテイクアウトの客単価のほうが高くなることもあります。

またテイクアウトなら席を使用することはないので、座席数が少ない店舗でも確実に売り上げを伸ばすことができるというメリットがあります。

ハテナマーク

飲食店がテイクアウトで失敗しない方法

お店の周辺環境を観察する

・客層

お店に買いに来るのはどんな人たちでしょうか?男性、女性、お年寄り、学生では好むメニューも食事の量も違いますよね。

例えば、肉体労働者はボリュームのある味の濃いおかずがうれしいかもしれませんが、女性は健康志向で品数多めお弁当を求めているかもしれません。
このように客層によって、商品や使用する容器が変わってきます。
客層は時間帯によって違ってくるので、一日を通して人の流れを観察するといろいろなヒントが見えますね。

・どこに持ち帰るのか

お客様は、テイクアウトしたものをどこで食べるでしょうか。
お店の場所によっても変わりますが、お昼なら職場か学校、もしくは近くの公園や車の中に持って帰って食べる人が多いでしょう。
そのような場所ではお弁当や丼ものが人気ですが、人の流れが変わる夕方には自宅に持ち帰る仕事帰りの人が増えるかもしれません。

同じ食材でも、弁当のおかずかなのか、夕飯のおかずにするのかで売り方が違いますよね。
例えば、うちの最寄り駅にあるとんかつチェーン店は、昼間は弁当、かつ丼、カツカレーがメインで並んでいますが、夕方は1枚から買えるとんかつや串カツ、子どもが喜びそうなコロッケを自由に選んで買えるようになっています。
主婦だったら、ご飯と味噌汁、サラダは家で用意して安く上げようと思うものです。
そのニーズに合わせているわけですね。

価格とおいしさ

ハンバーガー

・価格

ほとんどのテイクアウトは、飲食店で食べるより安いのが当たり前です。
では、どのくらい安ければお客様は「相場」と感じるでしょうか?

店内で食べる人は、雰囲気が良い、食べた後少し休憩できるなど、食べ物以外の付加価値も考慮してお金を払っています。
しかしテイクアウトは雰囲気も休憩もありません。
メニューそのものの価値に対して対価を払うわけです。

テイクアウトは、容器やカトラリーなどの備品代がかかるので値付けが難しいところですが、イートインと同じ利益計算で値付けすると、お客様は「テイクアウトなのに高い」と感じてしまうかもしれません。
ちょうどよい値付けは意外と難しそうですね。


・食べるまでの時間

テイクアウトの場合、お客様がすぐに食べるかどうかは分からないので、時間が経って冷めても比較的おいしく食べられるおかずを選ばなくてはなりません。

例えば、時間が経つと伸びてしまう麺類や、水気が出やすい生の野菜は不向きと言えるでしょう。
仕出し弁当が大抵似たようなおかずになるのはこれが理由です。
仕出し弁当の店は、お客様が何時間後に食べるかまで計算して作っているのです。

飲食店でおいしいと人気のメニューであっても、テイクアウトで提供する場合には実際に時間をおいて試食し、必要なら改良してみましょう。

お店でどんな準備をする?

ようやくメニューと価格が決まりました。
そのあとどんなことを考えたらいいでしょうか?!
それは、テイクアウト客が来店した際のオペレーションです。

テイクアウトの中心となるランチタイムでお客様をお待たせすることは厳禁です。
しかしランチタイムはイートインとテイクアウト両方が混雑することが予想されます。

前もってできる準備として、サラダなどの副菜は作り置きしておき、注文を受けたらメインの肉や魚に火を通して盛り付けるだけにしておけばスピーディーに提供できます。
しかしお客様が求める「できたて」を提供できるように、準備し過ぎにも注意しましょう。

また、売切れや売れ残りを極力減らせるよう曜日や時間帯、天気による売り上げの傾向を把握しておくことも大切です。

そして最後は盛り付けです。
汁漏れや型崩れしないような容器や袋を準備して、お客様に気持ちよく召し上がっていただけるようにします。

容器や袋などの包装資材は、お店の宣伝にもなります。コストを考えつつも、お客様の印象に残るような容器を用意することも大切です。

このようにテイクアウト=その場限りのお客様ではなく、テイクアウト=リピーターになる層=お店でも食べてくれる と考えて、さまざまな工夫をすることが必要です。

また容器や袋を持ち帰るお客さまは、「歩く広告塔」と考えることができます。
お店のロゴなどを入れた目立つ袋や容器にするならば、持ち帰るお客様すべてが広告になります。

また例えば会社に持って帰ってくれたらどうなりますか?
袋のロゴなどの入れ方を工夫して目立つようにしたら、会社の同僚たちの目にも触れます。
まさに一石二鳥です!!
ぜひ既製品も良いですが、「宣伝広告」という視点ももってテイクアウトを始めてください!

木村容器では、様々なオリジナル容器や袋を格安でご用意できます。
ぜひ木村容器のパッケージコンシェルジュまでご相談ください。
開業するにあたって一通りのものをご用意できます!

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