コロナ禍で、デリバリーの利用者が大幅に増えました。
それは、テレワークなどで多くの人の在宅時間が増えたからです。
在宅時間が増えたとはいえ、コロナ以前には職場近くのお店や、コンビニ弁当で食事を済ませていた人々が自炊をするのは負担になります。
そのような人々が普段の食事としてデリバリーを利用しているのです。
また、感染症への不安から外食を控えている人々も、デリバリーやケータリングを利用するようになりました。
数あるデリバリーやケータリングサービスの中でも「高級レストラン」と言われるお店がケータリングやデリバリーを始めて、これが人気を集めています。
この記事では、高級店のデリバリーやケータリングが人気を集めている３つの理由についてご説明し、高級感あるデリバリーやケータリング向けの容器もご紹介したいと思います。
コロナ禍でも外食したい！
コロナ禍でデリバリーやテイクアウトの利用が増えていますが、その目的はいろいろです。
単に料理を作る時間がなかったり、料理を作るのが負担という理由でデリバリーを利用する人もいます。
しかし、コロナ禍の消費者のマインドに関する調査によると、おなかを満たすことだけが外食の目的ではないということが明らかになりました。ホットペッパーグルメ外食総研
その調査で、消費者の多くは外食で「自分では作れない料理を食べたい」「プロが作った味を食べたい」「特別感のある雰囲気を味わいたい」と回答しました。
これは、外食に非日常的な体験を求めているためです。
日常使いとしてのデリバリーはウーバーイーツや出前館が人気ですが、コロナ禍でも外食をしたいと考えている消費者の間では、非日常を感じさせてくれる高級なデリバリーが人気を集めています。
高級なデリバリーが人気の3つの理由
「高級なデリバリー」とはどのようなものを指すのでしょうか？
ジャンルは和食、フレンチ、イタリアンなど様々です。
一般的に和食では割烹料理や高級寿司店の寿司、フレンチやイタリアンではコース料理を指しています。
また最近では、ラグジュアリーホテルのスイーツなどのデリバリーも人気です。
高級レストランのデリバリーメニューは品数が多く、繊細な盛付けなので、丁寧な配達が欠かせません。
そのため、ウーバーイーツなどのデリバリーサービスではなく、ケータリング会社が配達を行っていることがほとんどです。
人気の理由①：家でも味わえる特別感
高級店ではドレスコードのある場合もあり、ちょっと緊張するということがあるかもしれませんが、デリバリーなら肩ひじ張らずに家でゆったりと食事ができます。
そして、使い捨て容器とはいえ、高級感ある容器を使用しています。
本物の食器にそっくりの雰囲気で、出来立ての味を楽しむことができるのです。
人気の理由：②予約が取れない人気店もデリバリーなら待たずに楽しめる
人気店の予約を取ろうとしたけれど、ずっと先まで予約でいっぱいだった、と言ったご経験はありませんか。
当日行ってみても、外で並んでいる人が多くてあきらめた、ということもあるかもしれません。
デリバリーなら事前の予約で、注文が集中する日も利用可能なことが多く、記念日などのご利用にも安心です。
家で好きなお酒を用意して、お料理は憧れのレストランのケータリングという利用の仕方もありですね。
人気の理由③：お店で食べるよりもリーズナブル
高級なレストランのデリバリーは、時期によっては超お得なケースもあります。
高級店での食事には、インテリアやテーブルセット、サービスなど非日常を存分に味わえるという良さがあります。
しかし値が張ることは否めず、子連れでは入れないお店もあり、ハードルが高かったかもしれません。
その点デリバリーであれば、子どもと一緒に家でくつろぎながら高級店の料理を楽しむことができます。
例えば、予約でいっぱいなこともある代官山のataでは、フランス料理のコースをデリバリーで注文することができます。
お店で人気のアリオリソースやブイヤベース、グラタンなどを少しづつ楽しめて、一人5400円（税込）となっています。
高級レストランがデリバリーを始めるメリット
ここからは、レストランがデリバリーを始めるメリットについて幾つか考えてみましょう。
まず、デリバリーで食事を提供する場合は座席を使わないので、イベントや記念日など、混みあう日でも注文を受け付けることができます。
更にケータリングやデリバリーでは、お店で食べるよりもリーズナブルな価格帯でメニューを提供することが多いので、今までと違った客層にもアプローチできるという利点もあります。
こうしてお店の認知度を上げるなら、コロナ後の来店につながり、企業などによるケータリングの利用も見込めるでしょう。
コロナで来店を遠慮しているお客様にも、お店のおいしい料理を提供できるので、減った売上をカバーできます。
それだけでなく、本業である実店舗とデリバリーの相乗効果で、お店の売り上げを更に伸ばせるという可能性もあります。
ウーバーイーツや出前館の場合、お店から半径3キロが商圏となっています。
飲食店の商圏は半径500メートルと言われていますので、来店するお客様の商圏の数倍をカバーできます。
ケータリングの場合、ケータリングサイトにもよりますが、商圏は1都3県となっています。
マーケティング方法にもよりますが、方法次第では、コロナ後に見込み客となる客層を発掘することができます。
どちらにしても、注文してくれたお客様のリピート率を上げるためには、料理の美味しさはもちろんのこと、料理や価格に見合った使い捨て容器の選び方は重要になります。
高級路線のデリバリー・ケータリングにおすすめの容器
いかに料理の味がよく、繊細な盛り付けであっても、スーパーのお惣菜のような容器で提供されるとしたら、高級感が台無しです。
容器の選定にも注意を払い、お客様に満足していただけるようなものを選びましょう。
高級路線のデリバリー・ケータリングには、レストランで食事をしているような感覚になる容器がぴったりです。
ここで高級路線のデリバリー・ケータリングにおすすめの容器を３種類ご紹介したいと思います。
まとめ
コロナ禍で外食を控える人が多い中、家で特別感のある料理を食べられるのが、高級なレストランのデリバリーです。
コース料理を割安で楽しめるとあって、記念日などに利用する人も多いようです。
コロナ禍の現在だけでなく、コロナ収束後も、自宅で高級店の味を楽しむというスタイルは存続するでしょう。
これからデリバリー・ケータリングを始めようかと考えておられる飲食店経営者の方々は、是非木村容器のパッケージコンシェルジュにご相談ください。
高級店の雰囲気とメニューにふさわしい容器やカトラリーの選定をお手伝いさせていただきます。
